2008/5/9 金曜日

【F1】佐藤琢磨、F1引退はしない&第5戦レース結果予想

Filed under: F1 — なにこれ nakamura @ 9:47:46

SA08Aのノーズ部分
<SA08Aのノーズ部分>

  6日、衝撃的な撤退発表を行ったスーパーアグリF1チーム。

 同チームの資産は管財人の下に置かれているとのことで、彼らの説明によれば、既に“複数の組織が興味を示している”とのことです。

 一方、スーパーアグリの消滅によって、今季のシートを失う形となった佐藤琢磨アンソニー・デビッドソンですが、ともにF1引退の意思はなく、残留の道を模索しているようです。

 以下は琢磨のコメントの一部抜粋です。

「スーパーアグリF1チームがF1から撤退したことが悲しく、残念だという以外に、いまの自分の気持ちを表す言葉は見つかりません」

「チームが非常に難しい状態にあることは分かっていましたが、この件に関係しているすべての人たちが何とかして解決策を見出してくれることを心から期待していました。どんな理由があったとしても、そうならなかったことが残念で仕方ありません」

「また、亜久里さんがこれまで僕たちのためにしてくれたすべてのことに、深い敬意を抱いています。物事を進めるために懸命の努力を続けてきてくれました。チームのスタッフ全員が全身全霊を傾けてきてくれたことも決して忘れることはできないし、SAF1の短い歩みのなかで彼らが達成してくれたことにも心から感謝しています。チームの初ポイントを獲得したのがたった1年前だったことがいまでは信じられませんし、それからたった1年で、そのときの喜びや興奮が落胆に転じるとは思いもよりませんでした」

「これまではSAF1と共にレースすることに全力を投じてきたので、いまはまだ次に進む道がどうなるのかはわかりません。マネジャーとともに今後の可能性を探り、しかるべきときがきたら発表するつもりです。しかしながら、僕はF1から引退するつもりはまったくありません。僕は今まさに、自分自身これまでのなかで最高のドライビングができる状態にあると信じていますし、僕のこれまでのキャリアを通じて信じられないほど熱心にサポートしてきてくれた日本や世界中のファンのみなさんに、もっともっと力強いレースをお見せしたいのです」

 
 私も「チームが非常に難しい状態にあることは分かっていましたが、この件に関係しているすべての人たちが何とかして解決策を見出してくれることを心から期待していました。どんな理由があったとしても、そうならなかったことが残念で仕方ありません」には全く同感です。

 ただ、当然、スーパーアグリF1チームの中にいて、そこで全てを賭け、闘ってきた琢磨の方が、ショックははるかに大きいに違いありません。

  これまでの経験を肥やしにして、さらにF1の世界で活躍してくれることを切に期待します!

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SUPER AGURIは管財人の手に
琢磨、F1引退を否定
デビッドソン、F1残留を希望

 そして、恒例のレース結果予想コーナーです。

F1 2008シーズンR5 トルコGP レース結果予想
1位:マッサ(フェラーリ)
2位:ライコネン(フェラーリ)
3位:ハミルトン(マクラーレン)
4位:クビサ(BMWザウバー)
5位:アロンソ(ルノー)
6位:ハイドフェルド(BMWザウバー)
7位:トゥルーリ(トヨタ)
8位:ロズベルグ(ウィリアムズ)

 しかし、サーキットにスーパーアグリの姿がないことが未だに信じられません。

  その喪失感は、トルコGPの予選、決勝をテレビで観たときに、一層やってくるのではないかと思います…。



2008/5/7 水曜日

【F1】スーパーアグリ、F1撤退を発表

Filed under: F1 — なにこれ nakamura @ 8:03:45

スーパーアグリ with 佐藤琢磨
<スーパーアグリ with 佐藤琢磨>

 恐れていたことが現実となってしまいました。

  6日(火)、都内で“SUPER AGURI F1 TEAM緊急記者会見”が開催され、鈴木亜久里代表がスーパーアグリF1チームのF1からの即時撤退を発表したのです。

 チームはドイツの自動車関連企業「ワイグル・グループ」との契約が目前でしたが、ホンダ・レーシングF1チームのCEOであるニック・フライが、ホンダ本社の断りもなく、F1を統括するFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に対し、「スーパーアグリはトルコGPには出場しない」旨を伝え、チームのトランスポーターがサーキットからの締め出しを食らっていました。

 フライCEOは以前からスーパーアグリの存続に否定的な発言を繰り返しており、「ワイグル・グループ」との提携も「ありそうもない」と語っていました。

 彼の発言には亜久里代表も不快感を示しているようですが、いずれにしろ、成立直前まで行っていたマグマ・グループとの契約が二週間前に白紙となった時点で、代表は撤退を覚悟したといいます。

 昨シーズンのメインスポンサーだったSSユナイテッドの契約不履行により、財政難に陥ったスーパーアグリは、新たに話を進めてきた同グループとの契約が破談となった時点で、生き残るのは厳しかったのでしょう。

 昨日、チーム存続を訴え、青山のホンダ本社前に集まった大勢のスーパーアグリ・ファン。

 残念ながら、その願いは届きませんでしたが、私はこの日本のドリームチームの歴史を忘れません。

  2年半にも満たない活動期間でしたが、一昨年ブラジルGPでは驚異のタイムをマークし、昨年スペインGPでルノー・フィジケラを逆転しての初入賞!カナダGPではマクラーレンの王者アロンソをオーバーテイクし、6位入賞を果たしました!!

 今年に入っても、佐藤琢磨アンソニー・デビッドソンの二人は、走らないマシンで度々トップチームのマシンを押さえ込んでみせています。

  年間200億円から300億円の予算があってもテストを行うのも厳しいという現代のF1において、自分たちの倍以上の資金と技術を投資する巨大自動車メーカーのチームに立ち向かい、数々の奇跡を見せてくれた、本当のレーシング・スピリットを持つスーパーアグリF1チームに「本当にありがとう!」そして、「お疲れ様でした!」と言いたいと思います。

 ファンとしてはもちろん、悲しさ・悔しさもありますが、亜久里代表の「やってよかったよ。苦しい部分はあったけど、夢をかなえられる人生を与えてくれた神様に感謝している」という言葉に、救われた気がしました。

◆関連記事[F1-LIVE.com]
SUPER AGURI、F1撤退
亜久里代表、「F1即時撤退」を発表
SAF1ファンはHonda本社前に集結



2008/3/11 火曜日

【F1】スーパーアグリ、マグマ・グループに売却!今季の参戦決定!

Filed under: F1 — なにこれ nakamura @ 7:27:21

SA07&鈴木亜久里

 昨日、スーパーアグリの機材が開幕の地・オーストラリアはメルボルンに運ばれているとの報を掲載したばかりですが、10日には同チームの今季参戦とドライバーが発表されました!

 これは東京で行われた『2008年Honda F1記者会見』の席で鈴木亜久里代表が語ったもので、「今年もHondaさんのサポートを受けて、F1に参戦することになります。また、さまざまなスポンサーやインベスター(投資家)と話をしましたが、イギリスのマグマ・グループとパートナーシップを結ぶという点で基本合意に達しました。しかし契約は今、詰めの段階に入っており、今の段階ではまだ言えないことがあります。マシンカラーやチーム名、首脳陣を含めた参戦体制の詳細については近いうちにプレスリリースなどを通して発表します。」とのことです。

 スーパーアグリはマグマ・グループに対し、チーム株式の譲渡を進めているとのことですが、その割合については明らかにされていません。

 この会見に佐藤琢磨はアンソニー・デビッドソンとともに黒のシャツを着て現れ、「確かにこの冬は厳しいオフシーズンとなりましたが、僕たちチームは過去2年間に起きた様々な問題を乗り越え、そのたびに前進してきました。今年新たなサポートを受け新たなチームとして生まれ変わるわけですが、良いレースができるよう頑張っていきたいです」と抱負を語りました。

 これで今季の全ドライバーラインナップも確定したことになりますが、マグマ・グループはイギリスの会社のため、デビッドソンの残留にも支障はなかったようです。

 スーパーアグリはマシンの開発が十分でないため、序盤の苦戦は必至でしょうが、ともあれ、参戦が確定し、ホッとしています。
 今シーズンを闘うマシンのカラーリングやチーム体制の詳細は間もなく発表されるとのことです。

◆関連記事[F1-LIVE.com]
http://jp.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/080310124211.shtml



2008/3/3 月曜日

【F1】スーパーアグリ、存続への試練

Filed under: F1 — なにこれ nakamura @ 11:52:21

SA07を駆る佐藤琢磨

 今季、冬季テストのほとんどを欠席したスーパーアグリチームにとっては、今が存続に向けての正念場のようです。

  鈴木亜久里とともに同チームを牽引するエー・カンパニー代表の秋田史氏は、「テスト不参加の原因は、いくつかのパーツを輸送することができなかった点にあります」と説明しており、これが撤退の危機に繋がるようなものではないとしています。
 また、秋田氏は「メルボルンのグリッドには並ぶことができるでしょう。その点に関しては、われわれは心配していません」とも語っています。

 しかしながら、チーム株式の100%を外部のパートナーに売却する可能性も示唆しており、この点がオール・ジャパンを掲げる同チームにとって一番懸念されるところですが、それについては「もし鈴木亜久里がいなくなれば、おそらくホンダのエンジン供給はなくなるだろう。投資家がチームに入り、彼らがBMWエンジンを手に入れてくることができるというのなら話はまた違ってくるがね。しかし、たとえ我々が100%の株式を手放したとしても、オーナーやチーム名がそれによって必ずしも変わるとは限らない」とのコメントも。

 ファンを安心させるために語ったことでしょうが、裏を返せば、オーナーやチーム名が変わる可能性もあると取れる訳で。。

 現在、鈴木亜久里代表は3つのパートナー候補と話し合いを続けているそうで、スーパーアグリF1チームを応援する日本のファンにとっては、まだ暫く不安な日々が続きそうです。

 そのF1 2008年シーズンの開幕戦は3月14日よりオーストラリアのメルボルン、アルバートパーク・サーキットにて開催されます。

◆関連記事[F1-LIVE.com]
http://jp.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/080229193245.shtml



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