2009/11/11 水曜日

1954 LOVE / HATE

Filed under: 2009インターミッション — aHS 中村俊哉 @ 0:57:48

Acid Black Cherry 2009 tour “Q.E.D.” at 日本武道館

 前回の記事で触れた、11月2日のAcid Black Cherryのライブ「2009 tour “Q.E.D.”」at 日本武道館は最高でした!

 武道館の天井に映し出された「The most beautiful corpse in the world」から始まる様々なメッセージ、そして、殺人事件現場の写真、宗教的な絵画などが次々と現れては、消え、幻想的な照明の下でのライブが展開していきました。
 犯人の目線で描かれた「1954 LOVE / HATE」では、天井に映り込んだ膨大な文章の中からキーワードが赤く浮かび上がり、書物全体が血に塗れていくという、凝った演出が。

 「SAW」「L.A.コンフィデンシャル」にインスパイアされ、製作された楽曲もあるという今回のアルバム「Q.E.D.」ですが、映像の雰囲気は「ダヴィンチ・コード」「天使と悪魔」のようにも見えました。

 Acid Black Cherryは、Janne Da Arc yasuのソロプロジェクトなのですが、この二日後、そのyasuが声帯のう胞、声帯炎の治療に専念するため、当面活動を休止することが発表され、結果的にこれが休止前最後のライブとなりました。
 今はしっかり治療して、またその美声を聞かせてくれることを祈っています。心より。

 さて、『ブラック・マリアの迷宮』ですが、これは「ブラック・ダリア事件」「リップスティック・キラー事件」という、過去にアメリカで実際に起こった殺人事件にインスパイアされ、物語を書き起こしたのだそうです。

 
 物語は1954年6月30日、ロサンゼルス郊外にあるアパートの一室で、ヴィヴィアン・プロムナイト(当時21歳)の死体が発見されたことにより、始まります。

 ヴィヴィアンの死体は、天井に括りつけた複数のピアノ線でマリオネットのように吊るされて、部屋の中央に直立し、布に包まった赤ん坊の人形を腕に抱きかかえていたそうです。その姿は幼子を抱えるマリア像を模しているようでした。

 五ヵ月経った12月1日、犯人から大胆な犯行声明が警察とマスコミに届き、『世界で一番美しい殺人現場』としてLAサンシャイン紙が犯人からの写真を紙面のトップに飾り、ヴィヴィアン殺人事件はブラック・マリア事件と命名されました。

 その後、ヴィヴィアンの友人ブレンダ・バレンタイン(当時23歳)の告発により、“MR.JUSTICE”の異名を持つLA市警のハンク・ワイルド警部(当時50歳)は、新聞配達員リチャード・ブレイニー(当時21歳)を重要参考人として連行します。

 FBIから派遣されたマイク・クアイエット捜査官(当時31歳)『ブラック・マリアの犯人像とリチャードは一致しない』と訴え、リチャードは釈放されるものの、その四日後、今度はブレンダの惨殺体が彼女の自宅から発見されたのです。

 リチャードは無実を訴えるも、やがて獄中で自殺。

 さらに、ブラック・マリア事件から16年後の1970年3月7日、LA郊外に住むアレクサンダー夫妻を暴漢が襲う、という事件が起こり、この際に使用されたナイフからヴィヴィアンのDNAが検出されるのです。

 文字通り、事件は迷宮入りしました。

 ヴィヴィアンは何故殺されなければならなかったのか?
 犯人が殺人現場に隠した細工の真意は?
 両事件で壁に書かれたメッセージ“For Heaven’s Sake catch me.before I kill more.I cannot control myself. ”は理性・人間性を飲み込まれ、殺人鬼と化していくことに抗う犯人の最後の祈りなのか?
 リチャードは犯人か、冤罪か?
 アレクサンダー夫妻を襲った金髪の男が真犯人なのか?それとも、別の第三者か?
 はたまた、事件があった1954年6月30日、1970年の3月7日にはアメリカ国内で皆既日食が観測されたことから、真犯人は“黒い太陽”の魔力に取り憑かれていた、などというオカルトめいた説まで浮上したが…?

 肝要なのは、リチャードが「私は無実です」と訴え続けたにも関わらず、捜査が「Q.E.D.」(証明終了)とされてしまったことです。

 詳しくは下記サイトを参照。↓

ブラックマリアの迷宮~クインシー・E・デインズ 手記~

 
 興味を持たれた方は、ブックレットと併せて、アルバム「Q.E.D.」を聴いてみることをオススメします。
 ストーリーについてばかり触れましたが、楽曲の完成度も限りなく高く、美しさとロックが見事に共存しています。

 あなたもきっと『ブラック・マリアの迷宮』の住人となることでしょう…!

2008/7/12 土曜日

想うこと、それが罪なら、忘れられないのは罰です。

Filed under: 子どものための物語, 告知 — aHS 中村俊哉 @ 18:08:57

7月11日の横浜駅前
<7月11日の横浜駅前>

 今、静岡県駿東郡の実家に帰ってきています。

 中村の実家の会社の関係なのですが、実は来月末で今勤務しているITの会社を退社します。
 生活の拠点は東京都北区に置いたままですが、連日静岡まで通勤することになり、そういった意味では大きな変化が出てきそうです。

 で、昨日の帰り、横浜に立ち寄り、相鉄本多劇場にて、aHS今年1月の公演「赤と青と白の国の物語」で転換チームの一員として頑張ってくださった石田元樹さんが役者出演されるぴかりこ注意報の第九回公演「シンデレラ」を観てきました。

  これは面白かった!

 私、月に8~10本くらい舞台を観ているのですが、これは今年観た中で間違いなくN0.1!でした。
 コメディが苦手な私を、これだけ飽きさせない舞台は初めてかも。
 石田さんも本当にいい方だし、次回も都合が着く限り、観に行きたいなぁ。

 さて、来月の「子どものための物語(ストーリーズ)-平和をつむぐ演劇と音楽のお祭り-」ですが、先週~今週で、照明さんの河上賢一さん音響さんの高沼薫さん・伊藤一巳さんとの打ち合わせがあり、さらには資料製作とチケットのナンバリング(これ、けっこー地道な内職作業です。。)を行い、各所に郵送しました。

 来週18日には、会場(北とぴあ)担当の岡田舞台さんと最終の打ち合わせがあります。

 今月は、同時進行で12月のリバーサイド・アーティスト公演の制作・交渉と、7月17日のサークル・ダルメシアンの第四回「いじめ・虐待防止フォーラム」の準備も進んでおり、かなり過密なスケジュールではありますが、いくら仕事を詰め込んでもいっぱいいっぱいにならないのは、私の長所かな…。
 逆に、何か一つしかやることがないと、物足りなく感じてしまうかも。笑

 来週17日の第四回「いじめ・虐待防止フォーラム」も、ご興味がおありの方は是非、いらしてください。m(_ _)m

 
第四回「いじめ・虐待防止フォーラム」

1部フォーラム
テーマ「本当の愛と嘘の愛、言葉と態度のちがいから」
2部音楽ライブ
NK Projects!さんの寸劇もあり!

平成20年7月17日(木) 13:30開場/14:00開始 ~ 16:45終了(予定)
場所 新宿区若松地域センター・3Fホール
地下鉄: 都営大江戸線(都営12号線)「若松河田」駅下車 河田口より徒歩2分
都バス: 「宿74」新宿駅西口発 東京女子医大行き(抜弁天経由)「余丁町」下車1
      「高71」高田馬場駅発 九段下行き「余丁町」下車1分

入場無料

サークル・ダルメシアン オフィシャルサイト

 
artsphere HEART’S SPELLオフィシャルサイト

【今日のタイトルについて。】

 先月、Janne Da Arc kiyoさんのソロアルバム「ARTISAN OF PLEASURE」が発売されました。
 これに収録されている「eternal heart~夢幻花~」という曲がいいです!

 Okikaさんという女性が歌っているのですが、儚げで、しかし、凛としたボーカル。悠久の時を感じさせる、幻想的なメロディー。そして、情緒的で、切ない歌詞が胸に来ます。
 下のページで一部視聴も出来ますよ。笑

Janne Da Arc kiyoオフィシャルサイト 視聴ページ

2008/5/15 木曜日

澪音の世界。

Filed under: 『プロジェクト・アークエンジェル』 — aHS 中村俊哉 @ 23:50:22

今日の東京国際フォーラム
<今日の東京国際フォーラム>

 今日は東京国際フォーラムで行われたSound Horizonのライブ(正確には、Revo&梶浦由記 Presents 『Dream Port 2008』)に参戦してきました!

 東京国際フォーラムに足を運んだのは、2003年のJanne Da Arcの『Tour ANOTHER STORY』以来です。

 思えば、Janne Da Arc作品の中で一番好きな『ANOTHER STORY』も、全編を通して一つの冒険物語になっている、ある意味、Sound Horizon的なアルバムでした。
 私の物語音楽に対する愛着は、このころから養われていたのかもしれません。

  肝心の今日のライブですが、素直に楽しかったです!

 とてもエンターテイメント的で内容も豪華盛り沢山、作る側もお客様もこれだけ楽しめるものって他にあまりないだろうと思いました。

 artsphere HEART’S SPELL『プロジェクト・アークエンジェル』も早く、このレベルに持っていかないと!

 その『プロジェクト・アークエンジェル』ですが、またまた新メンバーのご紹介です。

◆シンガーソングライター
tomo.aさん

◆女優
秋葉由麻さん(NK projects!

『プロジェクト・アークエンジェル』公式ページ

 8月のイベント「子どものための物語(ストーリーズ)―平和をつむぐ演劇と音楽のお祭り―」では、『黄金の泉』という物語を披露する予定です。

 乞うご期待!

Sound Horizonオフィシャルサイト
Janne Da Arcオフィシャルサイト

artsphere HEART’S SPELLオフィシャルサイト

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