2009/6/22 月曜日

父と息子と恐竜と☆

Filed under: イベント — 正則 @ 17:05:27

日曜日の朝方。休みの日はそれほど早く起きない息子が、何を思ったか急に飛び起き、俺に「ハイ、これ。」と言って二合瓶くらいの日本酒を渡す。おい、朝から酒かよ。と訝る俺にさらに、「ハイ☆」と言って手紙を渡す。そこにはどうやら俺らしい似顔絵とともにメッセージが添えられていた。

かすかな記憶の中で、そうか…今日は世間では父の日か…。

俺の記憶に父の日や母の日に何かした覚えがない。結婚して女房の気遣いから、家族でという形で親父やお袋にプレゼントしたことはあっても、個人的に何かした記憶がない…。あまり世間の波に乗って親父やお袋に感謝するっていうのはどうかと思う、といういつもの天邪鬼な性格がそうさせていたからだ。

が、こうして息子から改めて感謝の気持ちを伝えられるのは嬉しいものだと、当事者になって初めて気付いた。

子供に教えられると言うのはこのことか…。

そのお礼と言うわけではないが、兼ねてからちょっと思っていたイベントがあり息子と出かけることにした。天気は悪く、妻は生憎もともと決まっていた友人との約束のため、向かうのは俺と息子だけ。

それは、今日会期が終了してしまう上野の国立科学博物館で展示されている「大恐竜展」だった。

俺も小学校時代そうだったように、息子も大の恐竜好きである。2人で興奮の面持ちで一路上野を目指した☆

いゃあいるわいるわ家族連れ。やはり最後という事で是非見せたいのであろう。いづこも同じじゃあ~~

しかし、そんな思いも吹き飛ぶ迫力だった!

入って、すぐに目に付くのはバカデカイ竜脚類の恐竜の全様をたたえた恐竜の骨。

 3.jpg

うわぉう! でかい! でかすぎ~~

 16.jpg

こんなのが群れをなして地上を歩いていたら…いや歩いていたのだ!

俺たち親子は、アルゼンチンで発見された世界初公開の「マプサウルス」の親子の骨の迫力に圧倒された。

俺たちの10倍はあろう全長……す、凄い!!

 6.jpg

息子がそこから何を感じてくれたか定かではない。父の日を2人で過ごすのももうそう沢山あるわけではない。

 11.jpg

何れは友人と過ごすのが当たり前になり、家で顔を合わすのも稀になってしまう。でも、この時間を共有できることに感謝し、今だからできることを、今だから分かり合える歴史を沢山作って行こうと思った。

彼もやがて成長し、自分の力で立ち、自分の力で切り開き、自分の力で何かを得て行くだろう。

俺は思った。どんなに歳を重ね息子との間に距離がうまれても、俺は俺の道を逞しく歩み、その姿を彼に見せようと。自分の道は自分しか作っていく事が出来ないことを知ってもらおう。誰のためでも誰の所為でもない、自分の道を自分の足でしっかりと歩める彼であることを祈りながら、2人で雨の上野を後にした。

コメント (0) »

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS トラックバック URL

コメントをどうぞ

HTML convert time: 0.488 sec. Powered by WordPress ME